概要

ゼミ室4部屋内装リニューアル工事

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福岡市南区の純真学園大学様よりご依頼をいただき、放射線技術科学科のゼミ室4部屋の内装リニューアル工事を行いました。夏休みの5日間を活用し、主に壁のクロスの張替えと床のカーペットの更新を実施。
学生の皆様が快適に学習できる環境づくりを目指し、清潔感と明るさを重視したし仕上がりとなっています。
この度は学科長の村上先生と学生代表として兼城千宙様にインタビューさせていただきました。

リニューアルしようと思った背景は何ですか?

静かで集中できる空間整備が急務でした

照明はLEDに変わった一方で、床や壁の汚れ、シミ、経年劣化が目立ち、学生から「おちついて勉強しづらい」「清潔感がない」といった改善要望が継続的に寄せられていました。ゼミ室は学生の滞在時間が長く、学習・研究などの多用途に使う場です。環境の印象が学習姿勢に直結するため、教育環境として見直し、静かで集中できる空間整備が急務でした。

新ゼミ室への希望は何ですか?

落ち着いて会話できる“学習の居場所”になる事を期待しました

壁紙、床の張替えを行い、「清潔感があり、明るく、長時間いても疲れにくい雰囲気」にしたいと考えました。
窓のない部屋もある為、壁紙や床材の色味・反射を工夫して、圧迫感を減らし、心理的に明るく感じる空間にしてほしいと思いました。清掃がしやすく、汚れが目立ちにくいなど、維持管理のしやすさ(衛生面の持続)も重視しました。ゼミは少人数での議論が中心なので、目が疲れにくく、落ち着いて会話できる“学習の居場所”になる事を期待しました。

コンセプトや以前の課題、リニューアル後の変化などありましたか?

静穏で、集中と対話が両立できる学習環境

コンセプトは「静穏で、集中と対話が両立できる学習環境」です。ゼミ室は学生にとって、授業以外の学び(卒研・国家試験対策)を支える場所なので、安心して使える空間を目指しました。床・壁紙は、各ゼミ担当教員が学生の学習スタイルや利用実態を踏まえて選定し、使われ続ける部屋としての納得感を大切にしました。可能な範囲で、部屋ごとの個性は持たせつつも、学科全体としては「統一感」「清潔感」を担保する方向性を意識しました。

以前の課題は?


【村上先生】
全体的に暗く、統一感がなく、床や壁の汚れも相まって、初めて入った学生にとって「学ぶ場所」としての印象が弱い状況でした。少し我慢して使う部屋になっていたことで、学生が自習を分散させざるを得ず、ゼミの一体感やコミュニケーションの機会が減る懸念もありました。
【兼城千宙さん】
以前のゼミ室は土足利用であった為、利用者がリラックスして過ごすには自由度が低く、自宅のように靴を脱いでくつろげる環境だといいなと感じていました。また室内の雰囲気がやや暗く、長時間の学習には不向きであったことから利用頻度が少くない状況でした。

リニューアル後の変化を教えてください


【村上先生】
ゼミ生の満足度の向上で清潔で快適な環境になり、ストレスが減って、学習に向かう姿勢が前向きになった印象があります。また居心地が良くなったことで空き時間にゼミ室を利用する学生が増えました。
以前は別の場所に行っていた学生がゼミ室に戻ってくるようになりました。
【兼城千宙さん】
カーペットの更新に伴い土足禁止となったことで、学生はマイスリッパを持参して利用できるようなり、ゼミ室での過ごし方の自由度が向上しました。そのためゼミ室利用時間が増えました。また勉強しやすい環境となり長時間滞在が自然と増え、国家試験対策や卒業研究に関する議論が活発化し、学生同士の教え合う場面も増え、互いに切磋琢磨しながら学び合う雰囲気となっています。

インタビューを終えて~福岡オフィスづくり.comの担当者より~

インタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました。 温かいお言葉までいただき、とても励みになりました。学生の皆さんが気持ちよく勉強できる環境をつくれたことを、私自身とても嬉しく感じています。これからも一緒により良い場をつくっていけるよう、努力してまいります。

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